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<<梅雨時の沙羅双樹の鹿王院を訪ねる>>mousugu

2019.5.21

もうすぐうっとうしい梅雨です。嵯峨には梅雨に映える社寺があります。苔のきれいな鹿王院を参拝しませんか。6月の末には沙羅双樹の花が咲きます。
「募集日」 6月 2日(日)・8日(土)・12日(水)
・15日)(土)・23日(日)・29日(土)
「時 間」 10:00~12:00
「定 員」 10人
「参加費」 ¥3,000(保険含む)
(拝観料 ¥400、別途個人負担)
希望者参加で昼食懇談「IKEYA」(食事代各自負担)
「集合時間&場所」 嵐電鹿王院駅  9:50

今回の散策は帷子ノ辻西コースですがメインは「鹿王院」です。通説では元鹿苑寺と言われておりますが、義満繋がりは間違いないが鹿苑寺との関連の確証は無い、とご住職は否定されております。

 沿革には「康暦元年(1379)、22歳の足利義満(1358~1408)は、夢の中に居士の姿をした多聞天と毘沙門天と高僧の姿をした地蔵菩薩が現れて「今の将軍は福も官位も意のままに十分満ち足りている。ここで一カ寺を建立し供養すれば寿命を延ばすことが間違いない」と語り合うのを聞いた。そこで義満は最も帰依していた五山派の禅僧で天竜寺開山無窓疎石の後継者であった春屋妙葩を開山として、自らの延命を祈願して、現在地に禅刹を建立して覚雄山大福田宝幢禅寺と名付けた」とあります。 この寺には釈迦ゆかりの貴重な品「仏牙舎利」と「涅槃図」が安置されております。

 29日(土)のツアーの場合のメインは庭園南正面のクロモチの後ろにある沙羅双樹の花です。沙羅双樹は釈迦入滅のとき枕元で一斉に花開いたとの伝承があります。双樹とは根元から2本に別れている樹をいう。沙羅双樹は本来亜熱帯地域の植物で日本では生育しないものです。

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