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鹿王院の特別広開:仏牙舎利:をたずねて!

2018.11.25

太秦;帷子ノ辻界隈には特別公開をする2ヶ寺「鹿王院・仏牙舎利」「広隆寺聖徳太子御火炊き祭:ご本尊聖徳太子像:薬師如来」があります。この公開は世間ではあまり知られていないようで参拝者が思いのほか少ないのが残念です。今回は10月15日の「鹿王院・仏牙舎利」を訪ねましたので、報告いたします。

紅葉にはまだ少し早い時期ではありますが木々の中に少し赤みを帯びたものを見ることが出来ます。庭に建つ「駄都殿」内にある大厨子の中に「仏牙舎利」の多宝塔があり、この日、三方の扉が開き内部の「仏牙舎利」を見ることができます。この日、初めてガイドさんがライトを使って多宝塔を照らしながらの説明を聞きました。他に厨子内天上の龍図や涅槃図、十六羅漢の解説も丁寧にしてくださいました。ここ鹿王院の魅力は、「涅槃図」や「応永鈞命絵図」(寺院付近図)や大厨子など重文級又は国宝級と思われる作品や建築物などが、無造作にガラスやアクリルなどのケースがなく手で触れられる状態で展示していることです。参拝者が少ないことが今の魅力です。昨年に続き11月23日から12月9日まで夜間拝観を実施しており、徐々に参拝者が増えてきております。是非一度ご参拝してみてください。

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